2025・入門実証政治勉強会 ウェブ版概要

2025年(令和7年)4月16日現在

途中参加も可能ですので遠慮なくご連絡ください。

注)本ページの記述は開催前のものです。参加者と相談の上、実際の開催内容は大きく変更する可能性がありますのでご注意ください。

概要

実証政治学にあまり触れたことがない学部生を主な狙いさだめ、実証政治学の中での政治行動論の分野の文献を通じて、社会科学や実証政治学に親しみを持ってもらおうという企画です。教科書1冊と研究書2冊を読んでいきます。

目的

* (実証的な)社会科学の文献を自分でうまく読めるようになること。

* 政治行動論の分野を通じて実証政治学での考え方について理解を深めること。

* 日本の選挙を規定する要因について自分なりの実証的な理解を持てるようにすること。

ターゲット

既に実証政治学に関心がある学部生の方はもちろんですが、それ以外にも少しでも社会現象を実証的(ないし科学的)に理解することについて関心があれば、所属分野は一切問いません(他でもない主宰者が入学時は自然科学系でした)。

形式

いわゆる輪読形式で行います。つまり、各自で範囲の文献についてその内容について議論できるような程度に読んでおくということです。毎回報告担当者を決めますが、レジュメ等資料の用意はしなくてよいです。当日の司会ができるように流れを普段より良くつかんでおけば可です。

[回数]教科書編は3回程度に分けて、研究書編は1冊1~2回+両方を読んだうえでの日本の投票行動に関する議論の時間を1回設けたいと考えています。

[時間]原則木曜5限に実施します

[期間]前期中

内容

[教科書編]飯田・松林・大村『政治行動論〔新版〕』

[研究書編]淺野『賛同・許容・傍観された自民党政治』、大村『日本の経済投票』

議論のルール

最近の実証社会科学の作法通り、現象理解に関して議論することにします。規範的な観点についての議論は(あえて)行いません。

議論の際の言語は日本語を使用します。

参加したくなったら

説明会は終了しましたが、木曜5限でご参加いただけるようであれば、後から関心をもった方も来ていただくこともできるということにします。

ご関心ありましたら、次のメール(matsuno.taiga.87nあっとst.kyoto-u.ac.jp(あっとは@に置き換え))にご所属とともにお送りください。概要をお送りして、最終判断いただければと思います。

勉強会というのは、やりたい人が、自主的にやるものだと思っていますので、途中でやっぱり関心が違うと思ったとか、他に優先したいことがあるとかの事情により、勉強会を抜けていただくのは全く構いません。その際は、最低限の連絡だけ頂戴できればと思います。